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通貨高で得をする人、損をする人

サンフランシスコ連銀で研究員を務める
ケン・カーサってオッサンは、こんなことを言ってる。

経済学者を何人か無作為に選んできて、
人類にとって最も難しい問いは何かと尋ねたら次の3つの答えが返ってくるだろう。

1.人生の意味とは何か
2.量子力学と一般相対性理論はどのように結び付くのか
3.外国為替市場では一体何が起こっているのか

つまりこの人は何が言いたいかというと、
「為替はスゲー難しい」ってことだ。


あなたは海外旅行をしたことがあるかな?
ある人なら、外国の通貨に両替をした経験があるよね。

あるいは外国為替証拠金取引、通称FXと呼ばれるものでもいい。

なぜ両替のレートはその数字になってるのか。
通貨の通貨の価値は変わるのか。
そうした為替の変動に対して、僕たちはどう対処すべきなのか。



これらの問いに答える事は簡単じゃない。
為替相場についての議論では、意味を取り違えやすい言葉がたくさん出てくるから。


ちなみに僕は韓国とイギリスに行ったことがある。
韓国は中学生の頃だったのでよく覚えてないけど
20の時に行ったイギリスのことはよく覚えてる。
ペット先進国だからってことで田舎のウェールズと大都市ロンドン両方行ったんだよね。
ロンドン・アイって言う20人乗りの観覧車が印象的だったな。

そういえば「名探偵コナン」、しばらく見ない間に
新一が蘭に告白したらしいね。
しかもロンドンで。
くぅ〜っ、いいですなぁ。

コナンのファンになった時は小学生の僕も
いつの間にか新一の年を追い越してしまった。

外国為替相場も「需要と供給」によって動いてる




為替も値段だ。
通貨の値段、それが為替レート。

つまり、通貨レートも「需要と供給」で決定するということを
覚えていてもいいだろう。


普通の状況では「弱い」よりも「強い」方が良いに決まってる。
弱かったらジャイアンに負けちゃう。

株価などの話であれば「低い」よりも「高い」方が良いに決まっている。
ところが外国為替の話になるとちょっと意味合いが違ってくる。



高いほうがいい?

例えば商品の値段の話をする時でも「安い」方がいいか「高い」ほうがいいかどうかは
見る人の立場によって違ってくるよね。


売る側の企業は高く売れたほうがうれしいし、
消費者にしてみれば安いほうが助かる。


僕たちは日々、両方の立場になって生活をしている。
仕事をするときは生産者であり、買い物する時は消費者というようにね。

為替相場もそれと同じで、立場によって数字の意味が変わってくる。
為替相場とは要するに、通貨を交換するときの「価格」だ。


「日本円が強い」と言う時、
 それは日本円によって外国の通貨をたくさん買えることを意味する。

反対に「日本円が弱い」と言う時は、
 日本円によって外国の通貨を少ししか買えないと言う意味だ。


あなたが輸入品を多く買う立場だと、
自国の通貨が強いほうが助かる。

同じだけの金額で、たくさん買えるからだね。

逆に、あなたが外国に商品を輸出する立場なら、
自国の通貨が弱い方が助かる。

同じだけの売り上げでも、
両替したときに自国の通貨がたくさん手に入るからだ。

ということで、
外国為替相場も需要と供給によって動いている
ということがわかったと思う。

それじゃあ、誰が通貨を需要し、誰が供給するんだろうか。



誰が需要者で、誰が供給者か?




結論から言おう。

「国内へ来る人」が需要者で、「外国へ行く人」が供給者だ。


これも立場によって違う。
立場やタイミングで、同じ人が需要者になる場合も、供給者になる場合もある。



日本円の供給者



じゃあ考えてみよう。
あなたは日本人で、アメリカに旅行したとすると、あなたは日本円を供給する立場になる。
日本円を渡して、米どるを手に入れるからだ。

また、日本に商品を売っている外国企業も、日本円の供給者だ。
日本円で入ってきた売り上げは、
そのままでは従業員の給料の支払いに使うことができないから、
日本円を売って自国の通貨を買う必要がある。

さらに言えば、日本の投資家で海外投資をする人も、日本円の供給者になる。
例えばドイツに投資しようと思ったら、日本円を売ってユーロに替える必要があるからだ。

どーでもいいけど、小学校の卒業文集で
「行きたい国:ドイシ」って書いてた奴がいたなぁ 笑


日本円の需要者


それじゃ、日本円の需要者は誰だろうか。
供給とちょうど逆のケースを考えてみれば答えはすぐに出る。

まず外国から日本に旅行する人は、日本円の需要者だ。
自国の通貨を日本円に替えるからだね。

また日本の企業が外国に輸出を行っている場合も、日本円の需要者になる。
給料や経費を払うために
外国の通貨で入ってきた売り上げを日本円に替えなくちゃならないからだね。

そして外国から日本に投資する人たちも、日本円の需要者になる。
日本の資産を買うためには、自国の通貨を日本円に替える必要があるからだ。




得する人、損する人

さあ、損得の話に入っていこう。
あなたは損と得、どっちをしたいかな?

まあ得したいよね。ちろん僕ももちろん得したいね。

だから僕は為替を学んで、会社以外からの収益を得ているわけだね。
為替取引を極めれば、会社に頼らずに完全に個人でお金を稼げる。



さあ、話を戻そう。
為替相場が動いた時、誰が得をして、誰が損をするのか。

日本円が強い時には、日本円の供給者が得をして、需要者が損をする。


例えば日本人旅行者が、外国に旅行したとしよう。
日本人行旅行者は、日本円の供給者だね。
日本円でその国の通貨を買い、食物やお土産を買うよね。
日本円が強ければ、その国の通貨が多く手に入るので
たくさん買い物をすることができる。


反対に、外国から日本に旅行にやってきた人は、自国の通貨で日本円を買う。
つまり日本円の需要者だ。
日本円が強い時には、同じ金額で少しの日本円しか手に入らず、
あまり高いものを買うことができない。

需要者にとっては日本円が弱い方が得なんだね。



ということで、旅行のように人が動く場合でも、
輸出入のように物やサービスが動く場合にも

「日本国内へ来る人(物)」が日本円の需要者で、
「日本国外へ出る人(物)」が日本円の供給者だ。

日本に来ると日本円が必要だから需要が発生する。
日本を出ると日本円が不要になるから手放す(市場に供給される)
ということだね。
うーん。ややこしいね。

でも大丈夫。
この記事を書いてる僕は底辺校出身だ。
そんな僕も理解できたんだからあなたの方がよっぽど優秀なはずだから。

通貨が強くなると誰が得をするのか


これも結論から言うと、

日本円が強いと輸出が不利になり、輸入が有利になる。

多分ニュースの影響だろうけど、
「円安だと日本経済に悪影響が出る」ということや
「円安だと日本は不景気になる」などと信じている人がいる。

しかし通貨の強弱は輸出産業に携わっているのか、
それとも輸入産業に携わっているのかで全く逆になる。
つまり同じ日本人でも立場によって変わるんだ。




日本に製品を輸出している外国企業は、日本円が強くなることを望む。
日本円で入ってきた売り上げを自国の通貨に替える時、
日本円が強い方が自国の通貨をたくさん手に入れられるからだ。

また、外国からの輸入品を買う日本人も、日本円が強いほうが助かる。
世界中の商品を割安で買えるからだ。

反対に外国に輸出を行っている日本企業は、
日本円が弱くなって相手国の通貨が強くなることを望む。
外国の通貨で入ってきた売り上げを日本円に替える時、
相手国の通貨が強い方が日本円がたくさん手に入るからだ。
日本円が弱くなると輸出企業は少ない経費で大きな収益を得ることができる。


このように自国の通貨が強い時は、
輸出が不利になり、輸入が有利になる。
そしてこのことは貿易黒字の減少、あるいは貿易赤字の増加につながる。

反対に自国の通貨が弱い時には、
輸出が有利になり、輸入が不利になる。
そのため貿易赤字の減少や、貿易黒字の増加につながる。



投資をする場合

それじゃあ外国の投資家についてはどうだろうか。

投資というと2017年にビットコインなどの仮想通貨が流行ってバブルになった。
仮想通貨は特定の国や地域ではなく
仮想空間上に存在するブロックチェーンへの投資だ。

でもそれとは違って企業の株や土地、不動産など
特定の国に投資をするということが一般的だ。



外国から日本に投資している場合、日本円が強いほうが助かる。
日本での儲けを自国の通貨に替える時、より多くのお金が手に入るからだね。

反対に、日本から外国に投資している場合、日本円が弱い方が助かる。
外国での儲けを日本円に替える時、外国の通貨が強い方が日本円は多く手に入るからだね。

このように自国の通貨が強い時は
外国からの投資が多くなる。

自国の通貨が弱いときは
外国からの投資が減り、逆に外国への投資が増える。

つまり自国の通貨が強くなると、外国からの資本流入が増える。
さっき自国の通貨が強い時、貿易赤字が増加すると言う話をしたけど、それと同じことだね。
貿易赤字が増えているという事は、そのまま外国からの金融資本の流入を意味するからだね。

要するに米ドルが強い時は
アメリカの製品よりもアメリカの資産のほうに人気が集まる。

反対に米ドルが弱い時には
アメリカの資産よりもアメリカの製品の方が人気になるわけだ。

あなたが何処かの国の投資案件に投資をする際には
このページで記載した内容を参考になると思う。

いや、参考になるどころか必須概念というか
上手く使えば利益をすごく左右すると思うぞ!

最後に

ここまでお付き合いいただいてありがとうございました。
僕が月2千万円の資産価値上昇を享受できたのも
為替レートの変動ということで説明できる。
つまりバブルだったわけですね。

バブルに上手く乗ることができると短期間に莫大な利益を得ることができる一方で
その波に飲み込まれてしまうと借金を抱えてしまうかもしれない。